「おこた」2022
築100年は下らない古民家をリノベーションした家に住んで、もうすぐ一年になる。といってもリノベーションしたのは主屋のみ。手付かずの馬小屋みたいな建物が敷地内にあり、そこで冬の間なにか動物が過ごしていたらしい形跡があった。食べかけの柿が置いてある、と思ったら次の日それが無くなっていたり。(続きを食べた?)ネコは見かけた事がある。けれども付近にはネコではない足跡が。悪さしないならうちでくつろいでいってもまあいいかと放っておいた。何の動物だったのかは謎のまま春になり、夏になり、秋になった。(2022.9 記述)