2024年9月24日火曜日

菜園近況〜夏のフルーツ〜


おぎはら植物園で購入したエリンジューム「パープルシーン」。色が濃くてめちゃくちゃキレイです。普通のエリンジュームをドライにしたら(日陰で吊るすだけ)ほとんど色が抜けちゃいましたが、こちらは少し色が残ってくれました。エリンジューム好きだけど花壇で暴れるのが悩ましい。

夏は暑過ぎて盛大に菜園を放置していましたが、涼しくなってきたので徐々に整備してだいぶ持ち直してきました。ここ数ヶ月のフルーツ栽培について記したいと思います。






 


・小玉スイカ「ピノガール」

放任気味でしたが美味しい実が収穫できました!この品種の特徴はなんといってもマイクロシード、種がとても小さいので種ごとでも食べやすいのです。大玉に比べて小玉は味が落ちるとされますが、質感がとても良く十分な甘さです。育ててみたら人気品種というのも納得でした。









・ネットメロン「クラリス」

難しいとされるネットメロンに挑戦しましたが、収穫適期まであと20日というある日、一日にしてツルがすべて枯れました…。蒸し込みか病気かどっちかだと思われます。たくさん実もつき順調だったのに非常に残念。見た目はだいぶメロンになっていたので、ひとつ切って食べてみました。質感はメロン、メルティング質なかんじになっていました。味はスイカの白い所ような風味で、食べられるけどやはり美味しくはなかったです。リベンジしたい。















・イチジク「ブラックケーキ」

2022年2月に棒苗を植え、棒過ぎてホントにこれから育つのかな?と思いましたが今や立派な木になって、今年の7月下旬からちょこちょこ収穫できています。世界で最も甘いと言われるイチジクだそうで、ひとつめは運良く完熟を収穫できて、激甘でかなり美味でした。その後は鳥との戦いとなり、食べられる前に収穫しています。甘さ控えめでもそれなりに美味しいですが、来年はもっと真面目に防御してまた完熟を収穫したいなと思います。最近カミキリムシにも入られたので、来年まで元気だといいのですが…。


2024年5月25日土曜日

苺を種から育てた記録






















直売所で買った美味しいブランド苺の種を取り育ててみたら、立派な苺ができました。親苺と比べると味は完敗ですが、素人が露地で育てたにしては美味しいのでは、と満足です。何よりとても楽しかったです。

※種から育てると親と同じ性質になりません。
※この苗の譲渡・販売が種苗法に抵触する事は認識しております。自家栽培を楽しむのはOKだそうです。









2023
3/16:ピンセットで苺の種をとり一日乾かす
3/17:種を一日水につける(選別)
3/18:沈んだ種を取り出し濡らしたキッチンペーパーに挟んで冷蔵庫へ(冬を体験させる)






















3/23:種まき(好光性なので土の上に乗せただけ)
      蓋つきセルトレイ(1マス2cm角)+電熱マットを25℃設定に
 3/31:ひとつ発芽
 4/11:発芽率高し、早い芽から本葉が見え始める
 5/13:根が回ってきた
























5/13:2号ポットに植え替える
5/29:ぐんぐん成長
 5/29:3号ポットに植え替える(セルトレイ→いきなり3号でも良かったかも)
 10/1:堆肥等を入れておいた畑に10株定植(夏越しで葉が傷み気味)
      冬の間についた花芽、ランナー、枯れ葉は適宜取り除く





    2024
    3/4:冬越しできれいな株になった
     追肥し、ここから花芽を取るのを止める
 4/5:全株に花が咲く、気が向いた時に人工授粉
 4/7:大きな花が多く期待できそう
 5/9:初収穫
     大きく綺麗に育ったけれど味は酸味が強く甘味そこそこ
     「鮮度が良いから美味しい」というのが正直な感想

















     5/17:豊作中!

収穫し始めの時より全体的に甘く、味が良くなってきました。
味に結構な個体差を感じます。親と似た細長い形のものが香りよく特に美味しいと思ったので、美味しい株を中心に来年用の苗づくりをしようかなと思っています。


2024年5月17日金曜日

「ワンちゃんマスク(しっぽ付き)」2024


「すべてのマガモが実はワンちゃんマスクを着けている」という画像をネット上で初めて見たのは10年以上前になる。それ以来マガモを見る度、嘴からワンちゃんマスクへと意識を切り替えて遊んでいる。日常が少し楽しくなる大発見だと思う。これを顕彰したくなり、イラストを描いた。


2024年5月2日木曜日

「土佐源氏」2024


2022年4月、お寺の境内にて坂本長利さんの一人芝居「土佐源氏」を観た。岡山湖畔芸術祭のプログラムによると、御年92歳。37歳から演じ続けた「土佐源氏」の1220回目の公演とのこと。目の当たりにした生ける伝説に気圧され、ただでさえ大好きな春の夜が素晴らしく彩られた。何故だか強烈に憧れてしまう生き方のひとつを体現し、2024年3月にこの世を去られたらしい。

音に聞くアルシュ水彩紙を友人が分けてくれた。長年使ってみたいなと思いながらも遊びで使うにはお高く手が出ず。衝撃の使い心地。重ねても重ねてもへたらず、濁りにくい。ついつい塗り込みがちな油絵描きにはありがたい。滲みもとても綺麗。今まで画用紙や安い水彩紙しか使った事がなかったので差が歴然だった。他にも色んな紙を分けてもらったので試し描きしたい。


2024年4月19日金曜日

「環」2024



本日発売の雑誌「美術の窓」5月号は新人特集で、
『評論家・学芸員が選ぶ注目の新人18』というコーナーに三菱一号館美術館上席学芸員の野口玲一さんが私を紹介して下さっています。作品・作家評を書いて頂けて嬉しい限りです。