2024年11月12日火曜日

「ふるう」2024

























植物を育てていると、虫を駆除する事を避けられない。大目に見ると後悔する。
とはいえ気は進まない。割り切る為に、縄張りに入って来た者を追っ払うのは生物として当然の行為、と自分に言い聞かせている。

そう方針を定めているにも関わらず、美しい蝶をどうしても退治し難い。放置すれば後で困るのは目に見えているのに。「美しいから」という理由で命をふるいにかけている自分が嫌だけれど、美しいものに振り回される人間という生物って変だなあと面白くもある。

この絵は栽培中のトウモロコシを囲った害獣ネットにて、キアゲハが羽化しているところ。