のらblog
2023年3月28日火曜日
「いろぐるり」2009
大きなウミウシの上に小さなウミウシが乗った、全長2.5mの大きな作品。大学三回生の年度末制作展に出品。油画の同級生達が当たり前の様に一緒に運んでくれたのがありがたかった。
ど素人ながらも演劇の衣装を作ったのが楽しかったので、その流れで作った初めてのぬいぐるみ作品。この頃はまだ作品を記録する意識が低くてあまりいい写真が無い。
2023年3月24日金曜日
「花と貝」2011
ウミウシと花瓶を合わせた絵。
貝殻の退化した貝類であるウミウシと、花を入れるための器として作られた空っぽの花瓶は相性が良いと思って組み合わせた。
日本に生息する動植物は諸外国と比較すると地味な色が多い印象だが、こんなに鮮やかな生き物が浅瀬にいると思うと嬉しくなる。
海へ行くとウミウシいないかなあと意識して探してはみるものの、まともに見つけたためしがない。大学時代、SHIMADASでウミウシの種類が豊富な島だと紹介されていた富山県の虻ヶ島へウミウシ狙いで訪れた。シュノーケリングで探してはみたが一匹も見つけられなかった。水族館で見てかなり小さいというのはわかっている。一匹見つかると次々見えてくると聞くので、一度詳しい方に引率して頂きたいものである。
ちなみに氷見には二度訪れた事があるのだが、海産物が本当に美味しい。どのお店も美味しかった。特に蟹汁が印象的。
2023年3月23日木曜日
「さざ波」2013
伊根をお散歩している時、浅瀬に鮮やかなヒトデがいた。波が寄せるとヒトデの色が水の色と混じり合って美しかった。
筆致を線で囲む技法の集大成として大きめサイズで描いた。
「月夜の蟹」2014
2枚目は、図鑑で見たタイワンガザミ。カラーリングがすごくきれいで描きたくなって、ただ描いただけ。コンセプトとか何も無いのでタイトルは「月夜の蟹」。気楽に描いたものの方が評判が良い事もある。
しかし少々罪悪感。具体的なモチーフを描くのであれば、なるべく自分の目で実際見た物を描きたいと思っているから。中原中也の影響である。
百科事典を引き廻し
鳥の名や花の名や
みたこともないそれなんか
ひつぱり出して書いたつて
2023年3月22日水曜日
「池」2013
油絵は多くの場合、描いては乾かしを繰り返して何層にも塗り重ねて仕上げる。下の層の筆致を白い線で囲み(線の片側はぼかす)、その上に薄めの絵具をかけて色の重なりの効果を色々試していた時期のもの。
好きな油絵具の色はダントツでシルバーホワイト。自分の技法研究課題はシルバーホワイトの扱いと言っても過言ではない。きめ細かい印象で色味が丁度いいきれいな白。しかしこの色の原料は毒性のある鉛白で、もう販売していない国もあるとか。日本でも販売禁止になったら結構辛い。鉛白は古代より長きに渡っておしろいとして肌に塗られていた歴史がある。今普通に使っている物も、後で毒だったと評価が変わるものがきっとあるだろう。それを避けるのはなかなか難しいから、最善策はリスクを分散する事かと頭では思う。
「鯉」2012
2023年3月7日火曜日
「怒和のヴィーナス」2013
友人が愛媛県怒和島(ぬわじま)で採れたサザエを送ってくれた。引っ張り出したサザエの中身を見て美しいなと思った。貝だけに、ボッティチェリのヴィーナスと重ねて描いた。
S100号(162×162cm)の作品を見た方から、気に入ったけど大きすぎるから小さいサイズで描いて欲しいという依頼を受けた。そうして描いた小さな「怒和のヴィーナス」の方が私も気に入っているし、学びがあった。私はこれいいなと思ったらすぐ絵にしたくなるのでモチーフが色々になる。常に描きたいモチーフが待機していて、同じ様な絵を2枚描こうという気になかなかならない。貴重な経験をさせて頂いたと感謝している。モランディの様に同じ様なモチーフばかり描くのも禅っぽくて格好いいなと思うのだけど、自分が描く動機は精神統一では無い様なのでしょうがない。
2023年3月6日月曜日
「春の日あくび」2019
若草山山頂の気持ち良さったらただでさえ最高なのに、春の桜の頃に訪れたらそこはもう異世界で。鹿が気持ちよさそうにまどろんで、かなり近づいても余裕であくび。暖かい風にパノラマの眺望。この絵を見るとあくびが出ちゃう。寝室に飾ると良いかもですね。
3枚目は東大寺の北側裏道のワンシーン。二月堂から戒壇堂へ向かう裏道は静かで雰囲気が良く、考え事をしながら歩くのにとても良い。
この絵は自分の課題とする薄塗りの抑制がうまくいったので、彩度の低い色がきれいに発色させられたと思う。モニターだとあまりわからないと思うけど…。油絵具には透明感があり、特有の色の奥行きが油彩画の見所のひとつだと思う。その辺りの良さがモニターだと全然伝えられない。ちょっと気になる油彩画展のポスターを見つけたら、是非展覧会に足を運んで欲しい。実物の方が何倍も良いので。日本画の岩絵具のきらめきも、原画を見ないとわからないと思う。
「春の気持ち」2019
「路地裏の隅」2021
2023年2月26日日曜日
「内ハほらほら」2022
一夜にして菜園が穴ボコだらけ。9月でもうモグラが来るのか…。園芸を始めたての昨年11月と12月、モグラに悩まされて気付けばモグラの事ばかり考えているわと思い、絵が描きたくなった。
昨年はニンニクとかトウガラシとか、においの強い物を時々トンネルに放り込んだりして、それが効いたかはよくわからないがその内出なくなり、直接的な被害もなかった。しかし今年は芽キャベツの畝を空洞にされて、種から育てた苗が全滅…。種まき適期は過ぎてしまったが種をまきなおした。もうちょっと真剣に対策を考えた方がいいかもしれない…。
モグラってキャラ立ちしているし、どちらかというと今まで好きな動物だったのに。園芸を始めてから認識が変わった事柄多々あり。テントウムシ、カマキリ、カエル、ミミズは友達なんだ。バッタ、コガネムシ、チョウチョは困るんだ…。でもチョウチョを見ると嬉しくなってしまうので今はまだ退治できない。躊躇しているとこっそり卵を産みつけられて後が大変になるのはわかっているけど。
タイトルは古事記の物語、ネズミが大国主に隠れる場所を教える「内はほらほら 外はすぶすぶ」というセリフより。語感が好き。
(2022.9 記述)
その後、もぐらのよく通る道に木炭(バーベキューで使うもの)を突っ込んでみたら来なくなった気がします!今の所一番効果ありです。
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